バイト最終日

2004年3月15日
 
私の学生時代のバイトは主に3種類。
 
 1,個別指導&塾講師
 2,ホテルフロント
 3,劇場電話番兼雑用

教育産業は初めの1年、それからホテルと劇場は重なる期間があってそれぞれおよそ2年ずつ。まあ少ないわな。でも、2年という期間はバイトとしてはちょうどいい期間だったなと。長くもなく、短くもなくという。その中の最後のバイトも今日14日で勤務終了。やはりそれなりに感慨深い。

昔から、私が最も関心のあった仕事は書店員だった。僕は本好きという以上に本屋好きだ。それだけに、書店で働いてみたいと思っていたのだが、このごろの書店はどこも経営が厳しく週3回くらいのぬるい勤務体系を希望する私の入る隙なぞどこにもない。何せ昨今は皆さんご存じのように使いやすくて、たくさんシフトに入れるフリーターが余っている時代である。当然だ。しかも大型化が進み、悠長ないわゆる「本屋さん」なぞ数えるくらいしかない。そこで書店はあきらめた。

しかし、だ。やはり学生でいる以上、何か毛色の違う仕事をやってみたいとずっと思っており。大学入ってすぐ始めた定番の教育産業において限界を感じていた(その当時の自分にとってはさほど価値はないと判断した)というのもある。どうしようかと考えてると、場末のビジネスホテルの求人がありそれに応募した。そこの仕事はそれなりにいろいろ面白かったが、半年も過ぎた頃から仕事につまらなさを感じ、得られることはもうないと感じていたところに、頼りにしていたマネージャーが辞め徐々に居心地が悪くなってきたこともあり次第にフェードアウトしていった。

ホテルのバイトは給料が良かった(夜勤だが)のでこのころは買い物をしまくっていたのだが、その一方でサークルを辞めていて時間が余っていたのでいろいろなところに足を運ぶようになる。原チャを買って都内あちこち出かけたり(そういや無駄に内堀通り3周したこともあったな…)美術館に行ったり演劇を見だしたのはこの頃からだ。そんな日々の中で今バイトしている劇場の存在を知り、そこがたまたまバイトを募集しているのを見つけた&運良く採用されたのが縁で、現在に至っている、というわけだ。

で、ここでバイトできて良かったな、と。よく頂き物やおみやげのお菓子が置いてあって喰いまくったからというのもあるが、プロのいる職場に身を置くことで、作品が作られるプロセスや仕事の進め方の一端を垣間見ることが大きかった。あとは、多様な公演にふれる機会が多く、その大半がfreeだったことかな、やっぱ。その他にスタッフも寛容で仕事においてさほどストレスがなかった上に、度々長期の休みをもらって海外に行くこともできたというのもある。こう振り返ってみると恵まれすぎだな<俺

とにかく、「ここでしか経験できないもの」を数多く提供してもらい、刺激になりました。感謝、感謝というところですね。ええ。
 
 
 
▽そういや最近は秘密もまともに書いていませんでしたね。
いかんいかん。まずは新たにリンクしてくださった、
 chocolat殿

その他
 も殿
 ぽっぽ殿
に秘密がございます。よろしくです。
 
 

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