gooで
『わやしばれるべや』と入れたそこのあなた。君だよ、君。
検索結果1件でしかもここに飛ばされてさぞ驚いたことでしょう。
つーか、僕が一番びっくりです。はい。

どうも、長い間ご無沙汰でした。
文句はアップルに言ってください。マックあぼんです。嗚呼。神よ…
まじあり得ない。とりあえず旧ボロthinkpadで書き込んでいます。

さてさて。なんだかんだ言いながら今週で一つ目の工場研修も終わりで
GW明けは別の工場に行きます。まだまだ現場は続く。といっても
ぶっちゃけ仕事は激楽なんで申し訳ないと思うときもある。そんな日々。
現場のチームは半分以上が45歳オーバーということもあり、なんか
子供のように扱ってもらい。社員や上司というよりパパな方々と一緒に
お仕事させて頂けたのはなかなかおもしろかったですよ、ええ。

そりゃあ、会社に問題がないわけではない。暗部も色々と耳に入ってきた。
しかし、だからといって多かれ少なかれそういった話はどこにでもある。
(と、思う)だから気にしていても始まらない。ただ、全く気にしないのと、
頭の片隅に留めておく、というのは違うわけで。そういった意味でも
やはり実際に話を聞くことができたのはよかったかなというわけだ。

てなわけで、まあ何とかかんとかやっているのでご心配なく。
僕のことを知っている人は心配なんぞしてないか、という気もするが(笑

ドッグヴィル

2004年4月12日 映画
 
遅ればせながらこの週末に見ました。元バイト先でリスペクトしていた社員の方が
「演劇みたいな、じゃない演劇そのもののなんだよ!僕は何回でも見たいね!」
と絶賛していたんでこれは見とかないと、と。でやっとでしたよ。


結論から言うと
  満  点  。

ただ、もういろいろな人がさんざん言っていると思うんですが、まともな人・素直な人などにはおすすめしません。普通に酷いし。ストーリー、話の筋は王道的なもので、目新しさはないです。まあ僕も展開はあっさりとわかった(まあある程度映画や芝居見ている人なら簡単にわかるはず)んですが、この映画は細部の作り込みができていて、自明の展開を前提とした上での「見せ方・画づくり」が飛び抜けてすごかったような気がします。

そして忘れてはならないのが、「映画でできることは何か」という問いに答えを出していたこと。この映画は冒頭で引用したように演劇をスクリーンで映したものです。これは僕の私感ですが、良い演劇とは「想像力をかき立てるもの、頭を使わせてくれるもの」だと思っています。その要素はほぼ完璧。さらに映画でしかできない手法も織り交ぜてきた。感嘆しましたよ。ええ。

演劇を作っている人、携わっている人は見ておくべきです。映画でこういった作品ができるってことは、演劇には何ができるんだろう、と考えてみてはいかがでしょうか?(ちょっと大げさかな?)

ストーリーで少し触れると、田舎に迷い込んだ都会人の話なんですよね。だから田舎から都会に出てきた僕には「ああ、田舎ってそういうとこあるよな」と理解できましたね。日本の田舎もアメリカの田舎も変わらんのだなとも。
 
 
あと、これに出てくるトムを見ていると「中途半端に頭の良い奴が一番質が悪い」と言う話を思い出しましたよ。

  頭の切れる奴は司令官、戦略をつくるために不可欠
  頭の悪い奴は兵隊、司令官に従わせればよい
  中途半端に切れる奴は司令官の足を引っぱる。最も使えす、むしろ危険

そういや人事部長が言ってたよ。
自分の立ち位置を認識しなさい」と。
うん、いい言葉だ。経験はあなどれんね。


 
ISBN:4048973320 単行本 小島 由記子 アーティストハウスパブリッシャーズ 2004/01 ¥1,050

座学はつらいよ

2004年4月8日
 
今日水曜日は一日中パソコン講習。
これで今週はほぼ座りっぱなし。
外の空気が吸いてーよ!!
というのは無い物ねだりですよね(笑
 
生活にやっと慣れたかな?という気が本当にわずかだがしてきました。
住めば都、が実感できるようになりたいものです。
 
 
秘密あります。
  
 

うーむ…

2004年4月5日
工場研修初日でした。
まあ、いろいろ、感じることは、ある。
てなわけで潜ります。
まだまだわからないですよね、何もかも。
最後まで残った人間が勝ち、という気がしてきましたよ。
 

ここ最近の話

2004年3月31日
まず第一声。

   卒業しました。

失業式が25日。その前後なんだかんだありすぎてもうわけわからんかった。はっきりいって明日入社式なのに疲れてはいます。だが悪い疲れじゃない。いろんな方に送り出されて感謝感激の日々だったんで。これに引越しが重なったからクソ忙しかったのだが。忘れんうちに日を追って書き出してみることにします。
  
 
 2日  海外へ
 12日 帰国
 17日 実家へ荷物送る 荷物が多いため自他共に認める『史上最大の作戦・第1幕』
 18日 帰省を兼ねてスキー(18・19)
 23日 帰京
 24日 研修先へ荷物送る
     寮を引き払う『史上最大の作戦・第2幕』
     (ホコリで体調を崩す)
     入学式に来た親を迎えにいく
 25日 卒業式当日
     親のツアコンまがい行為をする(似非親孝行ともいう)
     夜ゼミのパーティー 後輩の気合の入ったもてなしを受ける その後朝まで呑み
 26日 満喫で軽く休んでから学校へ、2時間寝た
     ゼミの入ゼミ面接になぜか面接官として参加
     夜は友人と呑む
 27日 バイト先からの卒業&就職&お別れパーティー
 28日 留学生のボランティア仲間からのお別れパーティー
 29日 この日から所沢の友人宅に居候 ちなみにそれまではサウナが定宿
     (新宿のグリーンプラザは学割だと1000円なんで有効に活用)
     寮に行き残っていた荷物の整理 レンタカー借りたが軽くスッてしまい冷や汗
     寮の友人宅に勝手に襲撃しそこで泊まる
 30日 朝車を返し軽く寝た後 所沢>練馬区役所>小平>大学と移動し雑務をこなす
     大学にて先生に最後のお別れの挨拶
     劇場に行き演劇(つーかトークショー)を見る
     身体論で有名人が出ていたこともありなかなかよかった
 31日 居候していた所沢の友人宅から会社指定のホテルへ移動
     夜渋谷にて「きょうのできごと」見る
     その後満喫にて日記を書く>今

 
 
正直23日からまともに休んだ日が一日もなかったのはしんどかった。まあなんとかなるものだ。(なんともなくはないという声も多数あるが黙殺)大学生活ラストがひょっとしたら最もあわただしかったかもしれん。ロシア行った時点で内心大変なことになるだろうとは思っていたが‥
 
 
さて。明日は入社式なわけだ。とりあえず寝ないようにがんばろう。

あと、最後になりましたが卒業した方、ご卒業おめでとうございます。ぶっちゃけ工場に送られてからのほうがヒマに違いないと世の中を完全に舐めている私ですが、お互い1年生どうしがんばりませう。
まだ学生の方は、やりたい放題やってください。投げやりですがそんなもんかな。だって、ねぇ?がんばれってのもなんか変だしね。うんうん。



 
 
今日見てきました。明日から会社勤めで3日後から工場研修で地方なので、東京での映画はしばらく見られない。で、最後の映画にこれをセレクトしてよかった、と。

レビューにもあるように何も起こらない映画。日常のひとコマを切り取ったというか。学生生活の中のちょっとスペシャルな日、誰だってそんな日があったはず。人によっちゃ起伏もテーマもなくてつまんねー、って印象もあるでしょう。ですが、僕には結構ツボでした。ちょっと泣いてしまったよ。

たぶん、今年卒業の人は泣けるはず。記憶に訴えるという表現がぴったり。「似たようなことあったな」と思いつつ自分の記憶と重ね合わせる。そんなことができる映画。こういうのってなかなかないような気がするんですよね。簡単そうでとっても難しい。またこの作品は随所に笑いがあるからそれほど飽きない。脚本・演出がよくできているように感じましたね。

あと、ヤイコの主題歌もいいっすね。作品にぴったりです。
  
  ♪この世界で一番の♪ 
  ♪愛をあなたに注ぐ♪
 

 

 ☆たっぴー☆

2004年3月21日
 
どうもおこんにちは。ただいま実家におりまして。土地については左にある地図で確認していただくこととして、まあ皆さまが気になるのは、タイトルで「いきなり何なんだ??たっぴーとは何者??」というところでしょう。
 
  
↓↓まあ落ち着いてこのリンクをご覧ください。↓↓
http://www.city.sapporo.jp/higashi/images/tappi.gif
 
どうだかわいいだろー。
 

マスコットキャラクター「タッピー」

東区に住んでいるかわいいマスコット「タッピー」。東区を代表する農産物・タマネギの妖精です。愛くるしい顔と姿で区民みんなに親しまれています。区の行事や地域のまつりなどが行われるとき、タッピーの周りには子どもたちの輪がいつもできます。タッピーは、区民意識、連帯意識、ふるさと意識を高め、東区のイメージアップを図るために、多くの区民からの応募によって誕生。平成4年12月にデザインが選ばれ、翌年3月に名前が決まりました。「タマネギ」と「ハッピー」を組み合わせて付けられた名前には、東区の明るい未来とみんなの幸せへの願いが込められています。



 
笑うなー!!田舎くさいって言うなー!!自覚はあるんだ。自覚は。

「空港とタマネギしかないんでしょ、あそこ」
「学力が市内で一番低いんだってね」
「あそこに行けばオール3の奴がオール5になる」
「市内で冬吹雪になると真っ先にバスが止まるところ」
「あそこに住むなんてありえないから」
「あそこに住む人に札幌を名乗ってほしくない」
「つうか札幌じゃないから。町でいいよ。町で。」
「いやあそこから北はロシア

と、都心部に暮らすセレブな方々に誹謗中傷の数々を浴びせられてきたさ。でもいいのさ。タッピーがいるから。キャラ立っていて親近感が持ててしかもかわいい。他の街には悪いがこれ以上魅力的なマスコットは見たことがないっ!!と完全に親バカ。
 

他に自慢できるものがないからだと言ったそこのあなた。

   そ  の  通  り  で  す 

でもまあ、かわいいからいいじゃないか。許して。
 
 
 
さらっと。

 
 
▽一応前置きしておくが私は陸上について何も知らない。マラソンもあんま見ない。だが昨日夜の記者会見はしっかり見た。そして今日の朝の朝刊(朝日・日経・毎日)も一通り読んだ。その上で思うこと。
 
▽会見見ていて、会見の時間が長くて驚いた。50分だっけか。普通はあんなに質疑応答の時間を設けないのではなかろうか。そして多数の報道陣と大量のフラッシュ。これだけで凄いプレッシャーだろう。にもかかわらず、彼女はしっかりと自分の言葉で答えていた。これを見ていて、やっぱり大舞台経験して結果を出した人は違うなと。私には、彼女及び監督は自分たちの行動がどれだけ社会的に影響力があるかをよく理解しているように見えた。これぞプロフェッショナルではないか。

▽これは僕の勝手な推測だが、彼女はアテネに執着していないのではなかろうか。会見であったように彼女にとっては今は記録>五輪ではないかなと。五輪に出て結果を出したからこそ、その舞台がどのようなものかわかっているはず。間違いなくマスコミは騒ぐ。自分のペースは乱される。プレッシャーもめちゃくちゃ大きい。彼女が今五輪を走るということは、ものすごくエネルギーを消費する行為ではないかと思うのだ。さらに今年アテネに出たら、間違いなく世界記録を狙うチャンスは1シーズン減ることになるだろう。

▽ならばいっそのこと、もう金メダルはあるのだからまだやっていない目標にチャレンジしたい、そう考えるのも無理はない。いやむしろそれが当然だと思う。だからこそ東京で挑戦的な走りをしたのではないか。彼女は、きっと五輪に出るためよりも自分の可能性を確かめ、次につなげたかったんじゃないかなと。たぶん彼女の頭の中には、アテネで連覇か世界記録を出すかのどちらかしかなかった、というのが僕の推測だ。

▽しかし選考委員会が高橋支持:不支持=1:9だったと聞くと首をかしげてしまう。トライアルは所詮トライアルで本番のためにあるはず。レースの質というのがもっと考慮されるべきで、もう少しは支持がいても良いのでは?と疑問に思ってしまった。「選考会があるんだからそれにベストを尽くすのは当然」というならば、なおさら彼女には世界記録を出して陸連を見返して欲しい。個人的にはオリンピック至上主義はキライなので。きょうびお国のためになんて流行らねーよ。彼女が満足のいくレースができて、それをブラウン管で拝めるならそれが一番いいさぁ。うんうん。

▽てなわけで、落ちてもまあそんなに残念残念騒ぐこたぁないさ。わてら視聴者は民放・電通・陸連・電気屋じゃないんだから、って感じですかね。ともあれ高橋さんがんばってくださいな。 
 
 

バイト最終日

2004年3月15日
 
私の学生時代のバイトは主に3種類。
 
 1,個別指導&塾講師
 2,ホテルフロント
 3,劇場電話番兼雑用

教育産業は初めの1年、それからホテルと劇場は重なる期間があってそれぞれおよそ2年ずつ。まあ少ないわな。でも、2年という期間はバイトとしてはちょうどいい期間だったなと。長くもなく、短くもなくという。その中の最後のバイトも今日14日で勤務終了。やはりそれなりに感慨深い。

昔から、私が最も関心のあった仕事は書店員だった。僕は本好きという以上に本屋好きだ。それだけに、書店で働いてみたいと思っていたのだが、このごろの書店はどこも経営が厳しく週3回くらいのぬるい勤務体系を希望する私の入る隙なぞどこにもない。何せ昨今は皆さんご存じのように使いやすくて、たくさんシフトに入れるフリーターが余っている時代である。当然だ。しかも大型化が進み、悠長ないわゆる「本屋さん」なぞ数えるくらいしかない。そこで書店はあきらめた。

しかし、だ。やはり学生でいる以上、何か毛色の違う仕事をやってみたいとずっと思っており。大学入ってすぐ始めた定番の教育産業において限界を感じていた(その当時の自分にとってはさほど価値はないと判断した)というのもある。どうしようかと考えてると、場末のビジネスホテルの求人がありそれに応募した。そこの仕事はそれなりにいろいろ面白かったが、半年も過ぎた頃から仕事につまらなさを感じ、得られることはもうないと感じていたところに、頼りにしていたマネージャーが辞め徐々に居心地が悪くなってきたこともあり次第にフェードアウトしていった。

ホテルのバイトは給料が良かった(夜勤だが)のでこのころは買い物をしまくっていたのだが、その一方でサークルを辞めていて時間が余っていたのでいろいろなところに足を運ぶようになる。原チャを買って都内あちこち出かけたり(そういや無駄に内堀通り3周したこともあったな…)美術館に行ったり演劇を見だしたのはこの頃からだ。そんな日々の中で今バイトしている劇場の存在を知り、そこがたまたまバイトを募集しているのを見つけた&運良く採用されたのが縁で、現在に至っている、というわけだ。

で、ここでバイトできて良かったな、と。よく頂き物やおみやげのお菓子が置いてあって喰いまくったからというのもあるが、プロのいる職場に身を置くことで、作品が作られるプロセスや仕事の進め方の一端を垣間見ることが大きかった。あとは、多様な公演にふれる機会が多く、その大半がfreeだったことかな、やっぱ。その他にスタッフも寛容で仕事においてさほどストレスがなかった上に、度々長期の休みをもらって海外に行くこともできたというのもある。こう振り返ってみると恵まれすぎだな<俺

とにかく、「ここでしか経験できないもの」を数多く提供してもらい、刺激になりました。感謝、感謝というところですね。ええ。
 
 
 
▽そういや最近は秘密もまともに書いていませんでしたね。
いかんいかん。まずは新たにリンクしてくださった、
 chocolat殿

その他
 も殿
 ぽっぽ殿
に秘密がございます。よろしくです。
 
 
あと追加。
ヘルシンキはかなり好きな街。ツボに入った。
 
 
□トラムが街には不可欠だと改めて実感。おいらが乗り物好きなだけかもしれないけれど、優しい街づくりには必要不可欠じゃあないかな。だから、トラムが息づいている街はきっと優しい街だと超個人的な推測を。もちろんトラムにも弱点があって、車社会や長距離輸送、大量輸送には向かない。だから大都市では廃れていったというのも納得できる。ただ中規模の都市では有効な公共手段であることは間違いない、とヘルシンキ(60万人くらいのはず)で確信した。一人勝手に(笑

□そのトラムが息づいているからというほかに、コンパクトに機能がまとまっていて効率的なところ、だからといって無機質というわけではなく、歴史のある建造物も大事にしてる一方で再開発エリアは徹底的に新しいものを取り入れている。ガラス☆☆キラキラ☆☆すぎ!!そのギャップに興奮したね。妙にツボでした。再開発地区でシャッター押しまくる異様な東洋人てなキャラには地元民も焦ったんじゃないかなと。

□あとはお決まりのフィンランド(北欧)デザイン見つつ(街にある雑貨が全部かっけー!というのにまた興奮)、デザインミュージアム、ガラス陶器のアラビア社のショールーム、現代美術館kiasmawww.kiasma.fi/(ここ結構エッジが効いていた。好み。)を訪問。といっても1日しかいられなかった&ロシア国境越えでまともに寝られなかった夜行バス移動明けでまぶたが重かったというかなりのバッドコンディション。かなり消化不良。むむぅ… 今度はスウェーデンやエストニア(タリン)を含めて行ってみたいですね。
 
□またヘルシンキではプロダクトデザインとかを考え、日本人はやっぱりアピールがヘタクソで損しているなと。たまたま陶芸の先生兼大学の先生という方と立ち話をしてデザインについて話す機会があって。なかなか熱くて素敵な方で、僕が「商学部なんですよ」と話すと「今の企業人はデザインに無理解すぎるからいかんよね。君みたいな人が増えるといいんだがねぇ。」と有り難すぎる言葉をかけてもらい嬉しくなりましたよ。ええ。

□あと、フィンランドの独立という史実は受験生時代にも大した説明が割かれていなかったように記憶しているのだが、これはフィンランド自国のみならず世界史的に見てもかなり大きな意義があるのだろうと。フィンランドも日本と同様東側勢力の壁としての役割をしていたのかもしれん。推測の域を出ないが。バルト海を舞台とする国際関係をちょっと調べてみたいですね。ええ。
 
 
 
さて。無事帰国したわけだが。
 
 
 
帰ってきたら、
・いきなり長嶋氏が入院していて、それが昭和天皇並みかそれ以上の扱いでしかも一茂が官房長官みたいな役割だと聞き、おどろく。
・マドリーで大規模テロが起こったと聞き、またおどろく。
・そしてそれ以外は大して世の中変わってないらしいとわかり、ほっとする。
 
今回の旅行は完全にイレギュラーであり、今考えるとその道中も結構いかがなものか(宗男氏ばりに)というところで、こう書くと楽しくない旅だったように感じるかもしれないがはっきり言ってその通りという身もフタもない事実に呆然とするばかりだ。
 
正確に言うと、楽しくなかったわけでは、ない。随所で遭遇したなんだかんだのゴタゴタがまるでドリフのネタのごとく事前に読めるような性格であったために結構楽しんでいたような気がする。ただ、そのネタが
 
      ☆ と っ て も ヘ ビ ー ☆
 
というだけの話なのだ。「だけ」と言うにはあんまり過ぎたが。なんというか、

マジックの手伝いと聞いてナポレオンズのアシスタントかと思ったらテンコーのそれでいきなり大脱出させられるようなおいなんかダイナマイト積んであるぞ

みたいな、そんな感じ。ってどんな例えだ<俺
 
 
そもそも、私は今回ロシアを舐めていた。
・サンクトペテルブルグはヨーロッパに近いからロシア的なものは薄い
・昨年300年祭で観光に力を入れていたらしいから何とかなるだろう
・もうさすがにソヴィエト時代の面影はなかろう
・有名で、大都会で、大美術館のエルミタージュや世界トップクラスのマリインスキー劇場を有しているのだから多少は観光地化されているであろう
 
そして極めつけは
・元札幌市民ならば北国だからといって恐れることはなかろう
・今までも何とかなってきたのだから、何とかなるだろう
 
と。まあ確かに結果からいうと何とかはなった。しかしながら、一つの土地に慣れるまでに、曲がりなりにも自分の思うように動けるようになるまでに、丸々3日かかったというのはかつてなかった。でもって、前述の予想はことごとく裏切られた。これははっきりいって自分にとってショックで、前回の日記で「手強い」と書いたのはそのためだ。
 
 
2日目の夜。ふとそれまで破竹の勢いだったにもかかわらずモスクワ攻略に失敗し敗北への道をたどったナポレオンやヒトラーを思い浮かべた…彼らもきっと、自慢の兵隊が初めて無惨な姿を晒すのを目の当たりにして
「こんなはずではない。
 こんなはずではなあぁいぃっっっ!!!!!」
と叫んだに違いない。
私にとってのペテの街は彼らにとっての冬将軍とイコールなんかいっ!!と。あ、ペテを愛する人がいたらso sorry. 頭の弱い学生の戯言と聞き流してくだされば。
 
 
と、ここまで非常にネガティブに書き連ねてきたが、今回の旅は行って良かったと思う。うんうん。
 
それは単に
・度胸がついた、
・自分の持ちうるキャパシティのしょっぱさを気づかされた、
・学生らしい(余裕がないと無理はできない)経験ができた、
といったいわゆる「苦労も経験のうち」みたいな性格のものを得られたからというのもあるけれど、
 
やはり
・快適とは言い難かったがペテの街は味わいがあった
・マリインスキーのバレエをなんとか3本観た>なかなか良かった
・エルミタージュもロシア美術館も行った>一応自分の興味を満たせた
・4日目以降からはなんとかストレスを感じずに好きなように観光できた
みたいな単純に「楽しいぞ」とわくわくするような場面がそれなりにあったからじゃないかな、と。
 
とまあぐだぐだと書いてきたわけだが。まあ何というか…
「終わりよければすべてよし」
に集約されるような気が。てなわけで、
『よかったのです♪』と。
 
 

来てしまったよ

2004年3月6日 旅行
ネタではなく、今ここにいます。
といってもその入り口のサンクトペテルブルグですが。

今朝ラトヴィアのリガから夜行バスで到着。
13時間半の道のりを経て、ついに。
でもなんかいろいろとややこしいこと多いです。
レジストレーションてな作業があるらしく、これしないと
やばいとか。どうすんべ。

見切り発車を地で行く人生に乾杯。

取り急ぎ。

2004年2月28日 演劇
ダンス好きな方、
そうでなくとも身体を使った表現に多少なりとも関心のある方、

フォーサイスの公演見に行きなさい。
明日土曜日の15時が最後です。
場所は世田谷パブリックシアター。
見て文句があったら私が責任をとります。
 
 
本物はここにあります。
 
先ほど見てきた舞台がなかなか面白かったのでご紹介します。
都庁の裏手にある新宿パークタワーにて、来週の火曜日まで。
詳細はこちら↓
http://anj.or.jp/tif2004/program/alha.php

学生の方は2000円です。あのクオリティでこの価格はなかなかないのでそういった意味からでもいいんじゃないかなと。演劇ということで毛嫌いする向きの方もいらっしゃるとは思いますが、プロジェクターを効果的に使っていることもあってなかなか飽きないつくりになっています。またとかく、政治的な題材の作品は説教臭くなり見る気も失せるような作品が多いのですが、そういった部分は全面出していないところにも好感が持てました。さらにポイントは上演時間が90分なのでせっかちな方でもOKかと。(一般的なハムレットの上演時間は3時間)

サイトには劇評や動画もあるんでまずは見てみてください。以上取り急ぎご案内まで。
ISBN:4478371520 単行本 中辻 万治 ダイヤモンド社 ¥5,631

これはマイコーの話でもなければ吉田カバンの話でもありません。寒っ!!
やっぱさ、今までのレビューが漫画だけってのはやばげな感じがしたのですよ。まあ下手な小説よりは漫画の方がずっとくおりてぃーが高いとは思いますが。そんでもって今世に出ている小説のほとんどは下手の部類に入るような気がしますが。(特に純文学)まあそんなうんちくはどうでもいい。
 
しかしポーターも無惨です。日本のマネジメント層に多大な影響を与えた本書が、まさかヘタレ学生のアリバイ作りに利用されるとは夢にも思わなかったでしょう。よりによって競争優位が著しく欠けているこの私に。ポーターくらいは常識ですよ。経営関係やってる人なら。おいら常識ないからよくわかんないけど。つーか4年の冬まで読んですらいなかったし(爆 

知らなきゃモグリでかつ知能低いといわれてもしょうがないです。「あの会社はさー、ポジショニングが悪いからうまくいかないんだよねーポジショニング。」と胡散臭いウンチクを垂れ流すのにも最適です。きょうびポジショニングなんて流行らないんだよボケが。と煽られること必至ですが。どちらにせよ、戦略論の古典でありかつ未だに使われる基本文献。僕の机にある本にも付箋がいっぱいついていて、卒論の参考文献にも入っていますが、それ以上でもそれ以下でもありません。なんだそれ。戦略論は組織多少肌で知っている人ならスムーズに理解できるはず。戦略論の本はへぇボタンと同じ?!んなわきゃないけど。
 
ISBN:4091857736 コミック 山本 直樹 小学館 ¥1,333
 
山本直樹初めて読んだのはいつだっけ。忘れたなあ。でも確か高校生1年目くらいだったはず。あのころは、暇で暇でどうしようもなかった時期だったな、と。なにかフラストレーションと妄想でいっぱいだった記憶は、ある。で山本直樹にはまったんだっけ。地元同じなんですよね。実家からは南へ車で6時間も離れているけどさ。

まあ、あらかた読んでます。最近のはあんまりフォローしてないけど。だからほとんど実家にあって、帰るたびに何冊か読み返してる。これはなかでもスピリッツで定期的に連載していたころの話だけあってストーリーがきちんとしてます。東南アジアの架空の国に、商社だかメーカーの技術者が派遣されて…てな話。山本直樹の何がいいって女がめっちゃ色気あるとこだわな。まあこれもたぶんに漏れずエロありありなんですが、これにはニーナというメイドが出てくるのだが、彼女がエロはともかくたくましくてめたくそかっこいい。これだけでも十分なのに話もめたくそ面白いという。恐ろしく完成度は高いと思いますよ。ええ。
 

大感謝祭 その2

2004年2月10日
☆ヨシコ殿、リンク多謝です☆

ただいま論文執筆中でございます。
いまやってんのかよ!!とツッコミが入りそうですが、まあ許して。

関学のワンゲル部員が遭難しましたね。そういや、(ってこの切り返し方もひどいもんだな)私も昨年の夏に体育の授業(集中講義)でワンゲルやりましたよ。まあ、授業だからお客さんみたいなもんでしたけどね。その時のワンゲル部員の皆さんにはたいそうお世話になったものです。彼らのおかげで本当に楽しかったな。部員の皆さんは大学=ワンゲルと言っていいくらいに熱心で、かつ心優しい方々ばかりでした。

皆さん自由がないと口々におっしゃっていましたが、打ち込めるものがあるというのはうらやましかったです。僕は大学生活ホント気ままに過ごしたんで自由は満喫したなと思いますが、一つのことに情熱を傾けるといったことはなかったですね。高校のころ、生徒会長という名のイベント屋の陣頭指揮をもうアホみたいに熱心にやっていただけに、執着して取り組むことのおもしろさはよくわかります。ええ、まあね。一応。

ふと、『自由という名の不自由』ということを考えてしまいました。一人で行動することもそれなりに面白くはあるのですが、ある制約のある条件下で最良の結果を出せたときの快感とは比べものにならない。大学生活に飽きたというのも、ここんとこに原因があるように感じています。

さて、大感謝祭の続き。
先にレスをいただいた方から始まり、今回は5名ほど。次回で最後、かな。
うーん、全部の人にレスは無理っぽい。まぢゴメンナサイm(_ _)m
不満な方はよーしゃなく苦情をください。自己紹介にメールあります。
(これももう変えたいんだよな…)それでは皆さま秘密へ♪
 
DVD 紀伊國屋書店 2003/09/20 ¥4,800 現代に生きる映画監督が、あるとき自分が19世紀のエルミタージュにいることに気づいた。しかし、彼の姿は誰にも見えていないようだ。やがて彼は、不思議な時間旅行を味わっていく……。 ロシアの名匠アレクサンドル・ソクーロフ監督が、世界の宝物たるエルミタージュ美術館の中に入りこみ、ハイビジョンキャメラを用いて、撮影は1日、…
 
 
今一番行きたいところですね。「ロシアに行く!!」と言うとこのご時世に何で?と皆さんおっしゃいますね。ごもっとも。はじめはこの春旅行するつもりはなかったんですけどね。気が変わったというか。なかなか普段じゃあ行きにくい&高いところだとも思いますし。ペテルブルクは歴史好きとしてはやはり押さえておきたい。またロシアンカルチャーにはひねくれ者として親近感があるんですね。さらにちょうどバレエの良いプログラムの期間というのもあり、これはチャンスかな、と。(この辺トマト祭りの時のノリに似ているな…)最近は論文書くと言いつつロンプラ読んで妄想ふくらませています(笑 さて、これ見て予習でもしようかな。公開時から興味はあったんですよね。

大感謝祭 その1

2004年2月8日
 
みなさま
 
大変お待たせいたしました。前回宣言していたみなさまへのコメントをお届けいたします。待っていてくださった方も、そうでもない方も、適当な対応にマヂ切れな方もとりあえずご観覧ください。あと大変申し訳ないのですが、今回は新規リンクの方および相互リンク前半の方のみとさせていただきます。後半の方は大変申し訳ないのですがもうしばらくお待ちください。

○そういえば、ここのところお茶を濁すような形でいくつかレビューを書きました。新日記についたこの機能はなかなかおもろいですね。願わくはコンビニに置いてある商品がリンクできるようになればもっとありがたかったりするんですが。それはまた別の話。

○2月はイベント盛りだくさんであるのですが、僕自身は結構時間があることに加え、1月ヒッキーの反動もあり日記を活発に書きそうな予感がしています。だが、予定は未定にて決定にあらず。また放ったらかしかもしれませんね。

前置きが長くなりましたが、
新規リンクさせていただいた&してくださった
 ひーろ殿 Q・リー殿 たかりろ殿

いつもの
ぼっぽ殿 タケやん殿 ホットトリュフ殿 mateinappa殿 ぱんだ殿
今回は以上の方々よろしくです。秘密へ飛びます♪
 

妙な達成感

2004年2月7日
谷啓
拝啓
 
 
いきなり寒いギャグをかまして失礼いたしました。みなさまお元気でしたでしょうか。私はここのところ大変不健康でございました。要因はいくつかありますが、何よりも大きいものは、奴です。チャイ。ハオハオハオハオハオハオハオハオハオのあれです。<ヤケクソ

思えば入学前には、「二外は一番負担の少ないもの=楽勝なものを」との浅はかな考えで選んだチャイ語に最も苦しめられるとはいったい誰が予想したでしょうか。いや誰も予想なぞはしなかった、と受験生ばりに反語表現でも使いたいくらいです。タイムマシンであのころの自分に忠告してやりたい気分。

【参考資料:単位取得の推移】
1年次>0/4  全不可
2年次>4/4  1年生分再履
3年次>1/4  2年生分再履 しかしうち3単位不可

えー、この時点で規定の12単位中5単位しかとれていません(爆
12−5=7 ということで、なんと4年次に7単位を取得しなければならなくなってしまいました。で、前期は就活もあり1単位のみ取得。後期に残りの6単位を取れなければ留年&内定取り消しという究極のネタ提供者となってしまう、という。友人たちの留年への期待高まる中孤独な戦いが始まる。週4コマチャイ語。擬似のう゛ぁな日々。そしてついに、大学生活史上最も過酷な試験シーズンに突入。

やりたくもない勉強をやるのが(私にとっては)どれほど苦痛かがよくわかりました。勉強する気にまずならない。その上全然頭に入らない。だから現実逃避する…挙げ句の果てに3科目のテスト勉強で(普段は屁みたいなもんだが)心身共にすり減ったところに、最終日前日から風邪にも見舞われ…身体が拒否反応を示したような気がしなくもない。

ともあれ、最悪のコンディションで最もやりたくない勉強をしなければならないというおそらく今後訪れないであろう大変に貴重な経験をさせていただきました。今回わかったのは僕は「忍耐」ができん!!ってことですね。タスクに無理矢理にでもおもしろさを見いだせるようにできる能力(意味不明)をつけなければ、今後人並みに世を渡っていくことは難しいのではないかと改めて痛感した次第です。

しかしこんなんでよく大学入れたもんだなと今となってはびっくりですわ。まあ文系3教科しかやっとらんが(笑)日本の大学入試は記憶力や思考力以上に忍耐力を要求しているのだとはよく聞く話ですが、じゃあ私は記憶力や思考力が優れているのか?

  まあな〜
  俺めっちゃ切れ者だしな〜
  当たり前だよね!! HAHAHAH!!!!!

  
 
 
 
いやはやとんでもない。ただ運の良さが炸裂したのが露呈したにすぎない。これまで(例えば大学の授業やバイトなど)は生ぬるい&自分で方法を選択できる=環境に左右されることが少ないからなんとかなったのだ。だがこれからはそうもいかんだろう。いかに自分の都合の悪い環境をマネジメントできるか、これが肝要であるんじゃないかな、と。

でもなんだかんだ言いつつ運の良さにすがって生きていくような気もするんだけどね☆ 
ま、危機感は大切にしましょうということで。
 
 

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